一般的に20年~35年と長い期間をかけて返済することが多い住宅ローンは、途中で金利が変わらないタイプが安心と言えます。そんな全期間固定金利の住宅ローンを利用する場合にまずチェックしたいのが「フラット35」です。この「フラット35」、平成21年6月4日申し込み分より「経済危機対策」に伴い、以下のような制度の拡充が実施されています。
★建設費・購入価額の100%まで融資が可能となりました。(以前は90%まで)
★融資対象となる諸費用の範囲が広がりました。
★以下のいずれかの基準を満たす住宅の場合、当初20年間の金利を年0.3%引き下げます。
①バリアフリー性(一戸建の場合、住宅性能表示4または5等級レベル)
②省エネルギー性(新省エネ法適合)
③耐震性(住宅性能表示3等級レベル)
④耐久性・可変性(長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づき長期優良住宅の
         認定を受けた住宅)
 ★住宅ローンの借り換えにも利用可能

より優良な住宅を建築・購入したいと考える方にとっては当初20年間の金利が0.3%引き下げられるのは嬉しい制度です。例えば、2000万円の借入、30年返済、金利3%、とした場合、20年間0.3%の金利引き下げで約100万円の利息支払いが軽減されます。物件を見る際にも基準を満たしているのかどうかを確認してみるのもいいでしょう。
今回の制度拡充で、100%の融資や諸費用の融資など多くの金額が利用できるようになった反面、より多くの金額を借りる場合、その後のローン返済の負担が増えライフプランに影響を及ぼすことも考えられます。住宅購入の際には、必ず長期間に亘ってのライフプランを作成した上でのローン返済計画を考えることが必要です。
ただし、住宅ローンは細かい条件の違いでも大きく返済額が変わることもあります。より有利な返済計画を立てるためにもぜひ「住宅相談センター」をご利用ください。