各保険の詳細
定期保険
定期保険とは「保険期間が定まっていて満期時の返戻金がない」保険です。
一般的には、保険期間を10年満期、あるいは10年更新など短期に区切ってあり、その間の保険料を安く設定してあるのが特徴です。「満期型」と「更新型」があって、「満期型」は、満期になった時点で保障は終了しますが、ふたたびその年齢の条件で保険をかけて保障を継続していくことができます。
「更新型」は、一定期間が過ぎると解約しない限り保険料が段階的に高くなっていきます。その分、始めの一定期間は保険料が安く設定されており、お子さまなどのいる会社員の方に一般的な保険といえるでしょう。さまざまな商品がでていますが、一定年齢(80歳や85歳)になると更新ができなくなります。
終身保険
終身保険とは「生涯の死亡保障を確保する」保険です。そしてもうひとつの特徴は、保障と同時に老後のそなえとしても利用できる点です。
60歳や65歳など一定の年齢になった時に支払いは終了(保障は死ぬまで継続される)するタイプが一般的ですが、保障が必要なうちは支払い続けるタイプもあります。
終身保険の場合は、掛け金を積立て、将来の死亡保険金などに当てていますので掛け捨てにはなりません。途中解約してもその積立金の一部が戻ってくることになり、貯蓄性もかねそなえているというわけです。保障と同時に老後のそなえを考えている方、公務員など安定収入が見込める方、相続対策が必要な方などにぴったりです。
養老保険
養老保険とは「死亡保障額と満期受取金額が同じ額になる」保険です。保険の満期になると、満期金が受け取ることができ、保障も終了します。
かつて保険といえば、このタイプの保険がメインでしたが、高額の保障を維持するためには当然高額の保険料を払い込まなくてはなりません。そのため、いまでは「貯蓄をメインに考え、保障もついた保険」という第二の保険として利用されているケースが多いようです。さらに手もとにまとまったお金があって、10年以上運用したい時など、保障のついた一時払いの金融商品として利用する方法もあります。このケースでは、途中解約すると一時払いしたお金が元本割れしてしまいますのでご注意ください。
医療保険
医療保険とは「病気やケガで入院した時、給付金が受け取れる」保険です。
給付金には、入院給付金、手術給付金などがあり、入院給付金では、入院の日額、限度日数などが決められています。また手術した場合は、その手術・内容に応じた金額が支給されます(実際の手術にかかった金額が支給されるわけではありません)。
この医療保険は、保険会社からたくさんの種類が出ていて、その内容は、一見するとどれも同じように見えますが、ちきんと比較検討してみると、入院給付の設定方法、保障期間、貯蓄性、支払期間、入院日数の条件、一回の入院についての支払限度日数、健康状態の告知、などなどさまざまな特徴や違いがあります。
がん保険
がん保険とは「がんにかかった時、給付金が受け取れる」保険です。
その内容は、がんと診断されたときに給付される診断一時金。がん治療のための入院給付金と手術給付金。このほかに通院給付金や高度先進治療費、在宅看護などの特約も選択して保障内容に付け加えることができます。このがん保険の保障期間は、一定期間と終身から選べて、さらに解約返戻金のあるタイプ、かけ捨てタイプがあります。
がんは、日本人の死亡病因の上位に定着しています。親や兄弟、親族のなかでがんになった人がいる方は、もしものそなえのひとつとして準備しておくのもいいかもしれません。低額な掛金のがん保険に特化した外資系の商品も注目されています。
傷害保険
傷害保険とは「事故や災害などでケガをした時、給付金が受け取れる」保険です。
日常生活の中のいろいろな要員によって起こる傷害を保障してくれますが、その原因が、「急激」で、「偶然性」があって、「外からきた」ものでないと認められません。「炎天下に帽子もかぶらずテニスをして熱射病にかかって入院した。」 こうしたケースは原因を自分で招いているので対象外となります。
もっともポピュラーな保険ですから、あとは本人だけでなく、家族も保障したり、ケガをさせたときの賠償責任までカバーしたり、自分のニーズにあわせてさまざまな特約と組むことができます。
火災保険
火災保険とは「火災などの災害によって建物や家財などに損害が生じた時、補償してもらう」保険です。
対象となる建物によって「住宅」「一般」「工場」「倉庫」に分類され、それぞれの種類が用意されています。このうち「住宅」の火災保険では、「建物への補償」と「家財などへの補償」のふたつの契約を中心に、各種特約や賠償責任保険、傷害保険などと組み合わされて商品化されています。
そこでいろいろなタイプを比較・検討して、建物と家財の両方の補償を臨むのか、建物だけでいいのか、特約はどうするかなどを選択していって、いまの自分のニーズに合うものを選ぶことができます。
収入補償保険
収入補償保険とは「万一の時に、一時金ではなく、毎年あるいは月ごとに決められた額を遺族が受け取れる」保険です。
収入補償保険には、2種類あって、まず一般的なタイプが、契約の残存期間に応じて補償を受けるタイプ、そしてもうひとつは、死亡時期にかかわりなく受取期間が10年や15年、または終身などといった受取期間のあいだ補償するタイプ。このふたつのタイプがあります。前者のタイプでは、契約の残存期間に応じて補償を受けるので受取時期が遅いほど受取金額の合計額が少なくなります。契約期間の残りわずかで死亡した場合など、ほとんど補償されないということになってしまいます。そこで各商品は最低補償期間を設定して対処しています。
家族収入保険
家族収入保険とは「働き手が万一の時に、収入のかわりになる額を、毎年あるいは月ごとに生活費の補填や子供の学費などとして遺族が受け取れる」保険です。つまり収入補償保険が「家族の収入補償」に特化した保険です。契約期間は、「働き手が定年退職するまで」とか「末子が成人するまで」など、家族の生活を維持しなければならない節目の区切りが選ばれます。
またこの保険の特徴は、保険金給付は一時金としてではなく、長期にわたるため、その期間、保険会社は掛金の運用ができ、さらに無配当にした分、契約者の月々の掛金は低くでき、一般の定期保険よりも安い掛金に設定されています。
変額年金保険
変額年金保険とは「まとまった資金を投資信託などで運用して、将来、年金や一時金としてとして受け取る」保険です。
この保険の特徴は、資金を投資信託で運用するので、一般の保険商品より金融商品に近い性質を持っています。ただし元本保証のない投資信託はハイリスク・ハイリターンですが、この商品はあくまで投資信託の仕組みを利用した年金保険なので、被契約者が投資した金額は死亡時には保険金として受け取ることができます。さらに一定の年齢に達した時には、運用してきた原資を一時金や年金として受け取ることができます。そのうえ税制上の優遇措置が受けられる大きなメリットもあります。
変額終身保険
変額終身保険とは「まとまった資金を投資信託などで運用して、将来、解約返戻金として受け取る」保険です。
この保険の特徴は、一般の終身保険が加入時の予定利率が固定して継続するため解約返戻金の額は予測できますが、変額終身保険では、資金を投資信託で運用するので、将来の受取額は予測できません。ただし資金の元本割れはなく、死亡時の保険金は、契約時の保証額を下回ることはありません。この意味でハイリスク・ハイリターンの投資信託を利用しながら、保険の安定性も加味した投資性のある商品だと言えるでしょう。税制上の優遇措置が受けられるメリットもあります。
逓減定期保険
逓減定期保険とは「保険期間が定められ、満期に近づくにつれ死亡保険金額がだんだん減っていく」保険です。
「逓減」とは「だんだん減っていく」ことで、この保険の特徴は、契約期間が経つにつれて保障額がスライドして減っていくことです。この仕組みによって定期保険に比べて保険料をより安く抑えることができます。子供のいる家庭では家族や子供の成長につれてだんだん保障額は少なくしていく、というライフプランにかなった合理的なシステムの保険で、保険料をなるべく安くしたい人にも魅力です。
逓増定期保険
逓増定期保険とは、「保険期間が定められ、保険料は変わらず保険期間の経過に応じて死亡保険金額が増加していく」保険です。
「逓増」とは「だんだん増えていく」という意味であり、この保険の特徴は、保険料は変わらず保険期間の経過に応じて保障額が増えていくことです。保険期間が定められていますので、保険期間満了時には保険金は支払われません。しかし、多くの場合保険期間の中途で解約返戻金が発生しますので、死亡保険金と解約返戻金の特性を活かして会社経営者の死亡・生存退職金両方の準備の目的など、幅広く活用されています。
自動車保険
自動車保険とは「自動車による交通事故の損害を補償する」保険です。
自動車保険には、自賠責保険と任意保険のふたつがあり、自賠責保険は公道を走る自動車はすべて加入することが法律で義務付けられています。
しかし事故の賠償金額が自賠責保険ではカバーできないほど高騰しているため、運転者はさらに任意の自動車保険に加入して万一の時に充分な補償を確保しています。また対人事故だけでなく、自損など自分で車の損傷を補償するケースも多く、そのための車両保険など、ニーズに合わせた多様な保障の組み合わせがあります。
投資型ユニバーサル保険
投資型ユニバーサル保険とは「投資信託で運用できる積立貯蓄を原資に、1年毎に自由変更できる定期保険機能のついた」保険です。
つまり保険料と死亡保証金を決めて払い込みをして、積立金から運用金を設定すれば、その差額で定期保険の保障がまかなわれる仕組みです。
これは保障額を毎年自由に変更できる定期保険つきの投資信託といってもいいでしょう。しかもこの積立金の運用は被契約者が自由にファンドを選べるので、自分で積極的に運用できることになります。この保険で注意したいのは、「死亡保障」と「貯蓄運用」はできますが、医療保障はカバーされていない点です。
個人賠償保険
個人賠償保険とは「日常生活のなかで、個人が法律上の損害賠償責任を負わされた時、賠償金や訴訟の弁護士費用などを支払う」保険です。
この保険では、対象となるのは契約者の家族までカバーしている場合が多く、不慮の原因で起こるトラブルから家族を守るという意味あいがあります。飼い犬が他人に噛み付いた、子供が自転車で人にぶつかってケガをさせた、こうした事例に似たトラブルはよくありがちなことです。事故発生の原因は五分五分でもこじれてしまうこともあります。現代社会の変化からますます需要が高まっている保険のひとつです。
企業賠償保険
企業賠償保険とは「企業の経済活動で法律上の損害賠償責任を負わされた時、賠償金などを包括的に補償する」保険です。
多様な分野にたくさんの企業があり、その企業にはさまざまな経済活動があります。その経済活動の遂行時に起きる賠償リスクや商品のRL事故、突発的なアクシデント、そうした企業賠償責任を負うケースに対応した法人向け保険。もしものときの対策には不可欠であり、新たな事態にもリスク対応できる企業活動の実現に必要な保険です。
請負賠償保険
請負賠償保険とは「請負業務に起因する、人的・物的事故の賠償責任に対応する」保険です。
請負業者が業務遂行時に起こしたあらゆる事故によって、その結果、人にケガをさせたり、他人の所有物をこわしたりして法律上の損害賠償責任を負わされた場合に補償をする保険です。契約は、1年間の全工事を包括的に契約する場合と工事1物件毎の契約のふたつの方法があります。また補償内容は、損害賠償金、賠償責任に関する訴訟費用と弁護士費用、求償権の保全と行使などの費用他が想定されています。
PL保険
PL保険とは「企業が、PL法で定められた損害賠償責任を負った時、それを補習する」保険です。
1995年に施行されたPL法(Product Liability:製造者責任)では、製造物の欠陥によってその製品の消費者や第三者が損害を被った場合、その製品の製造者や販売した事業者が、被害者に賠償責任を対して負う、とされており、この保険は、こうした不足の事態が起きた時に、被害を受けた方たちに対してすみやかに損害賠償責任を果たすために用意された保険です。
レクリエーション保険
レクリエーション保険とは「レクリエーション時に起きた事故を補償する」保険です。
傷害保険の一種で、アクシデントが発生した時に治療費や補償金を受け取れます。この場合のレクリエーションには、補償対象となる「遊び」や「スポーツ」が詳細にランキングされており、傷害の起きる蓋然性が高いもの、危険度の高いレクリエーションほど、死亡・後遺傷害補償が低く設定されています。大勢が参加するレクリエーション大会などの行事では突発的事故も考えられ、必要な保険として認知されています。
海外旅行保険
海外旅行保険とは「海外で遭遇するトラブルに対応する」保険です。
コトバや習慣がまるでちがう海外の国ではなにが起きるか予測できません。そんな土地で、急に襲う病気、ケガ、盗難、事故など、さまざまなトラブルに対応して、問題解決にかかった費用などを補償してくれます。
また事故やケガばかりでなく、万一の時には、生命保険として残された家族に保険金が支払われます。いまではだれでも簡単に出かけられる海外旅行では、トラブルに対処するアイテムとして不可欠な保険です。
