2006年5月11日
定率減税縮小で私たちのくらしへの影響は ?
今年から定率減税の縮小により、収入が増えても税金が増えることで、手取りが減少することもあります。
定率減税とは、納める所得税からさらに税金をまけてくれるというものです。
景気対策の一環として平成11年に導入され、所得税の20%(最大25万円)、住民税の15%が(最大4万円)を減額する制度でした。
昨年の税制改正により、所得税については平成18年1月から、住民税については平成18年の6月から半分に縮小されます。
さらに、今年の改正で、所得税は平成19年1月から、住民税は平成19年6月から廃止することになりました。
所得の高い方であれば、29万円の増税ということになります。
今年の1月分の給与明細を見ると税金が増えていませんでしたか ?
【 所得税 】
その年分の所得税額 X 20%(最大25万円)
平成18年1月 〜 その年分の所得税額 X 10%(最大12.5万円)
平成19年1月 〜 無し
【 住民税 】
その年分の住民税額 X 15%(最大4万円)
平成18年6月 〜 その年分の住民税額 X 7.5%(最大2万円)
平成19年6月 〜 無し
定率減税廃止により、所得税 • 住民税の増税額の試算は以下の通りです。
標準的な世帯(夫、妻、子供2人)、所得は給与以外ないものとします。
「定率減税廃止 • 縮小による所得税 • 住民税の影響額」

※標準的な場合の試算ですので、実際とは異なる場合があります。
このように、同じ収入であれば手取り収入は減ることになります。
税制改正は毎年行なわれており夏以降、議論が重ねられ、年末年始にかけて新聞やテレビで報道されます。
みなさんも給与明細や源泉徴収票を眺めながら、今年から税制改正のチェックをはじめてみてはいかがでしょうか。
社会のしくみを眺めることができますよ !
税金についてくわしく知りたい方は「国税庁 タックスアンサーのHP」をご参照ください。
http://www.taxanser.nta.go.jp/index2.htm