「私の任期中には消費税は上げない」と公言していた小泉総理から安部総理へ変わりました。
そうなると消費税が上がる日も近いかもしれませんね。消費税が上がるということは物価が上がっていくことも予想されます。
ここ数年は物価が下がる傾向だったため、
物価が上がるということをイメージしづらいという方も中にはいらっしゃいます。
そんな方のために物の値段を30年前と比較してみます。
| 1. ビール大瓶1本 | 1970年 : | 132円 |
| 2000年 : | 337円 |
| 2. 米10s | 1970年 : | 2,000円 |
| 2000年 : | 4,129円 |
| 3. 郵便代 | 1970年 : | 15円 |
| 2000年 : | 80円 |
どれも2倍〜5倍程度に上がっています。※
これまでとまったく同じように上がるとは限りませんが、20年後、30年後、
現在1000円で買える物が2000円出さないと買えなくなった場合、1000円は現在の感覚で500円くらいの価値しかないということです。
もしも物の価値が2倍になるのなら、現在の100万円が運用などによって200万円に増えていれば安心となるわけですが、
如何でしょうか。
そこで覚えておくと便利な法則を1つ。
Q. 銀行に預ける金利などでお金が2倍になる年数は何年でしょうか ?
この年数は「72の法則」を使うと簡単に計算できます。72を金利で割ると倍になる年数が計算できるという法則です。
この法則を使って考えてみましょう。現在の普通預金の金利は0.1%。普通預金だけでお金を2倍にするには、
「72÷0.1=720年」
ということになります。720年!気の遠くなる話ですね。
NHKの大河ドラマの「功名が辻」の時代が1600年頃ですので約400年前、0.1%という金利の異常さが理解できるのでないでしょうか。
この法則を使うとこんなことも分かります。
Q. 20年後にお金が2倍になるためには何%の金利があればよいでしょうか ?
72÷20で3.6%の金利が必要ということになります。現在の預貯金だけではちょっと難しい金利です。
というわけで、72を金利で割れば必要な年数、年数で割れば必要な金利が簡単に計算できる便利な法則です。
年数や金利などの目標が決まったあとはどんな商品で運用するかの検討です。
例にあったような3〜4%の利回りを目指すためには現在の預貯金では難しいですね。
預貯金よりも高いリターンを期待できる金融商品として、株式や債券の運用があります。
但しこれらの商品は高いリターンが期待できる分リスクも高くなります。自分で運用するのは難しいと感じる方も多いでしょう。
そのような場合にはプロに運用をお任せできる投資信託や変額年金などを利用する方法もあります。
幅広い選択肢のから自分自身が納得できる運用方法を検討し、
「ふやす」という観点だけでなく「お金の価値を減らさない」ための運用も考えてみましょう。
※ 経済企画庁物価局の「物価レポート2000」より